- コラム
posted on 2016.9.16
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ゴルフ会員権を売却する理由として、健康状態が悪くなり、プレーできなくなったとの声を多く聞きます。
しかしながら、ゴルフとは健康的なスポーツとして素敵な要素が非常に多く、売却してしまうのはもったいない方が多いのも事実なのです。
「ゴルフなんてボールを打って歩くだけでしょ?それなら、ショッピングもウォーキングだ!」と主張される奥様にも、「ゴルフと健康」について是非知っていただきたいと思います。
ゴルフは体の全てを使う!?
ゴルフの1ラウンドでの平均歩行距離をご存知でしょうか?
目安ではありますが、カートを使用した時でも、6km~7km(14,000歩~18,000歩)くらいだと言われています。
ゴルフの腕前や、コースの長さなどによって変わりますが、数字でみると結構な距離歩いていますよね!
当然、ゴルフクラブを振りますので、上半身・下半身ともに使います。
さらに、ゴルフコースは平坦な所が少なく、傾斜も多いので足腰へもある程度の負担をかけつつ、楽しみながら運動することができます。
歩くことのメリット!
そもそも、歩くことが健康に良いことはご存知だと思いますが、どのように良いのでしょうか?
①有酸素運動なので、心肺にほどよい負荷をかけられ、血行がよくなります。
②ある程度の筋力強化になります。
③カロリーを消費したり、血糖値を下げたり、免疫細胞が活性化されるそうです。
④日光の中を歩くことで、「ビタミンD」が増えます。これはカルシウムを吸収するのに不可欠な栄養素です。
頭も使う!?
どのスポーツも頭を使いますが、ゴルフも例外ではありません。
①「コース戦略」を自分で考えます。コースに合わせた攻め方や、ミスからの挽回方法など、プレーの状況に合わせて考えなければなりません。
②「ゴルフのスコア」計算をしながら歩く。今の自分のスコアを計算し、目標スコアまであと◯打‥等を考えなければなりません。
③「認知症対策にもゴルフが一番」とお勧めする医師もいらっしゃいます。
④心理的にも開放感を味わえます。勤務中はデスクワークなどで同じ姿勢を続け、首や肩などが凝りやすくなり、その結果血流も悪くなります。
ゴルフは大空の下、広大なフィールドの中にいるだけでリフレッシュになります。
このように、ゴルフは頭を使い、心も身体もリフレッシュさせてくれるのです。
暑い日には注意!
ただし、注意することもあります!
①1つは熱中症です。毎年多くの方が熱中症で病院に運ばれています。夏のラウンドは、炎天下の高温・高湿度の屋外という環境です。
その中で長時間プレーを続けると、目眩や吐き気などの症状が出て、最悪の場合には死亡してしまうことがあります。
②脱水症状をおこす。血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などの重い病気になってしまうこともあるそうです。
防ぐためには、酷暑でのプレーは避ける、水分と塩分をこまめに補給するといった対策が必要です。
休憩中のビールなどのアルコールは、かえって脱水になるのでこれも要注意です。
まとめ
上記のようにゴルフをすることで、健康維持において良い面がたくさんあります。しかも、それほど激しい運動でもありません。
軽度認知症にかかっている方でも、体が元気であればラウンドすることができます。しかし、計算が苦手になりコースから遠ざかる人も中にはいらっしゃるそうです。
これは非常にもったいないことです。
体と頭を動かす事で、認知症の予防や改善にも繋がります。同様に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、歩くことで予防になります。
競技としてだけでなく、健康のためにゴルフをもっと楽しみましょう。
最近怒りっぽい、忘れっぽい、人の名前が出てこない・・・そんな人はラウンドに出るべし!
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”明るく元気に”を合言葉に応対させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。
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