みなさんはゴルフをする際にサングラスを着用していますか？
ゴルフは屋外スポーツです。紫外線を浴びてダメージを受けるのは肌だけではありません。

長時間、紫外線を浴びると眼も炎症をおこします。夏場だけでなく冬場でも光の反射が多い場所では注意が必要です。
太陽光は、正面だけでなく反射しあらゆる方向から目に入ります。
この紫外線は、目の細胞にダメージを与える上に、紫外線に反応しメラニンを増加させシミなどの原因にもなります。
サングラスは、目を紫外線から守るための必須アイテムです。
今回はそんなサングラスのマメ知識などをご紹介します。

レンズの機能やコーティング

ご存知の方も多いかもしれませんが、サングラスのレンズにも目的や性能によって種類があります。
まずはレンズについて見ていきましょう。

偏光レンズ

照り返しなどの乱反射する光をカットします。
カットされることでギラツキを抑え、水中やアスファルト、ゴルフでいえば芝目などが見やすくなります。
また、こちらのレンズはタグ表示に「偏光度」が記載されており、反射光の軽減率が数字で表示されています。

調光レンズ

こちらの調光レンズは紫外線の量によって「色が変わるレンズ」です。
レンズの種類やその時の気温によって、色が変化するスピードや濃度が異なります。
基本的に夏場よりも冬場の方が色が濃くなります。

紫外線透過率

サングラスも洋服と同じようにタグ表示があるのをご存知ですか？
そこには「このレンズは、どれくらい紫外線をカットまたは透過するものか」などが表示してあります。

例えば「紫外線透過率1.0%以下」は、紫外線を99％以上カットすることになります。
「紫外線カット率」と表示されており、数字が大きいものほど目には良い‥となります。
紫外線カット機能がなくただの色の濃いサングラスは、瞳孔が開き、より光を多く取り込むようになります。

表示がないものについては店員さんに確認するのが良いでしょう。

ミラーコーティング

表面のみに光を反射するコーティング加工をしたレンズです。
対面している側からは目の動きが見えにくくなるので、目線などを読まれにくくなる効果もあります。

マルチコーティング

レンズの両面に写り込むのを軽減する反射防止コーティングです。
レンズに写り込んだ蛍光管などが青緑や紫に見えるレンズは、マルチコーティングしてあるものとなります。

レンズカラーの特徴

レンズの機能についての説明をしましたが、サングラスは奥深いもので、それだけではありません。
レンズの色によって得意不得意があり、適切な状況で使うことで様々な高価がを発揮します。

• ・ブラウン系
  肌に馴染みやすいカラーで、眩しさ防止とコントラストを強める効果があります。
  
  
• ・グレー系
  眩しさ防止効果が高く、裸眼に比べると若干暗く感じますが、自然な色に近い見え方です。
  
  
• ・グリーン系
  コントラストを下げすぎず、眩しさを防止することができます。
  レイバンカラーで有名ですね！
  
  
• ・ブルー系
  眩しいと感じるイエローやオレンジ系の光を中心にカットします。
  
  
• ・イエロー/オレンジ系
  曇りや雨の日、夕方などの視界が悪い時間帯に特に効果を発揮します。
  眩しさ防止とは逆に、視界を明るくする効果があります。
  
  
• ・クリア系
  無職に近くても、紫外線をカットする効果のあるレンズもあります。
  紫外線カットを目的として、伊達メガネとして使用する方もいらっしゃいます。

まとめ

いかがだったでしたか？
ひとえにサングラスと言っても、レンズによって期待できる効果や有効活用できる時間・季節が違ってきます。

サングラスを選ぶ場合は、

• ・レンズの色や濃度だけでなく「紫外線透過率」などしっかり確認する。
• ・実際にきちんとかけてみてフィット感や見え方を確認する。
• ・自分の使用目的や時間帯を考える。

この3点を予め確認した上で購入するのが失敗しないコツといえるかもしれません。
掛け具合やフィット感は、形状によって調整が難しいものもあります。
気に入ったデザインを選ぶ中で、合わせて店員さんに相談するのがベストだと思います。

ちなみに、ゴルフで使用するサングラスは、芝目を見やすくなる偏光レンズが役に立つと思います。
サングラスを購入する際は、ぜひ当記事を見直してみてくださいね！