- コラム
posted on 2017.5.26
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以前の「ゴルフと健康」の記事内でで歩くことのメリットについて少し触れました。
歩くことは理想的な全身運動で全身の80%の筋肉を使用するそうです。
それがゴルフのラウンドになると、スイングしたり移動やボールを探して歩き回ったり、日常では使わない筋肉を使うため、健康維持に最適な運動量だと思います。
しかし、日常では使わない筋肉を使えば、その筋肉の疲労はとても大きなものになります。
翌日が仕事であれば、疲労は残したくありませんし、なにより怪我に繋がる事も考えられます。
できれば、身体の負担を減らし、疲れ知らずで楽しくプレーしたいものです。
そこで、少しでも身体への負担などを減らせるように、ウォームアップとクールダウンを考えてみましょう。
スタート前にウォームアップをしよう
スタート前に「練習通りのスイングしたい」とは誰もが思うことです。
ですが、朝一の冷えた筋肉では動きがイマイチで「体が動かない」と感じる方がほとんどだと思います。
そんな冷えた状態の運動は、体への負担も大きくなります。
負担を減らし怪我の予防のためにも、まずは適度に体を温めなければなりません。
ですので、その日のパフォーマンスを高め、怪我を防ぐためにも、ラウンド前にはまずウォームアップをしましょう。
筋肉を伸ばす効果のあるストレッチは、ウォームアップの一部になります。
最もケガが多い足や腰などの関節部分は入念に行っておくと良いでしょう。
「どんなウォームアップをすればいいかわからない」と言う方も多いかと思いますが、そんな方には「ラジオ体操」をオススメします。
「ラジオ体操」は日本人なら全員が知っている体操で、分かりやすく最適だと思います。
伸ばす・曲げる・ねじるなど効率よく体全体を動かせるプログラムで、筋肉を刺激・血流の改善・代謝を上げます。
ちょっと前にダイエットにも良いと話題になりましたよね。
ラジオ体操をする時のワンポイント!
子供のころの夏休みのように、寝ぼけた眼をこすりながら行っていては効果がありません。
「今この筋肉を動かしている」と、使っている筋肉を意識して、きびきびと動かすことで最高の効果が出ます。
ラウンド後は、クールダウンしよう
普段仕事で外に営業に出ている方などは、日頃からそれなりの運動量がはあるかと思います。
ですが、内勤でパソコンなどの事務作業が多い方は、特に次の日に疲れを持ち越さないようにしっかりケアしてあげましょう。
プレー後の簡単なクールダウンとして、一番身近にあるもので行うとしたら、椅子に座り足の裏でゴルフボールをコロコロと転がす方法があります。
ラウンド後はかなりの距離を歩いているので、血液が下半身に溜まりやすくなり浮腫みます。
溜まった血液を体全体に送り戻さないとなりません。同時に「乳酸」などの疲労物質を取り除く効果も期待できます。
本来はプレー後に行うのが理想ではありますが、帰宅後でも大丈夫なので忘れずに行ってください。
ちなみに‥ゴルフ1ラウンドの運動量ってどのくらいでしょう?
あまり知られていないかもしれませんが、実はかなりの運動量です。
以下に参考の数値を載せておきますので、目安としてご覧ください。
▶スイング1回 | 1.2kcal |
▶カートを使って1ラウンド | 約500~750kcal =テニス2時間分 |
▶カートを使わず1ラウンド | 上級者 約1,200kcal 初心者 約2,000kcal =平泳ぎ3時間、またはウィンドウショッピング12時間程度 |
また「コース戦略」を練ったり、「スコア」を計算したりするだけでも頭を使います。
脳が消費するエネルギーは全身の約20%だそうです。
この数字はどんなに脳トレを行っても、これ以上に増えないそうですが・・・。
まとめ
ウォームアップとクールダウンを行うことで、ケガの予防と疲れを溜めないことになります。
また、筋肉がつくことで疲れにくい身体をつくることになります。
ゴルフを健康的に楽しくプレーを続けるためにも、ウォームアップとクールダウンを習慣づけて行うことが大事です。
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