- コラム
posted on 2020.9.18
Written by
お久しぶりです。スタッフのSです。
皆さんは、ゴルフというスポーツがどのような歴史を歩んで
現在のようなゴルフになったのか御存知でしょうか
今回は、ゴルフの歴史についてご紹介します。
歴史を知ることで、改めてゴルフの奥深さを知ることが出来るでしょう
ゴルフの発祥
まずは、ゴルフの発祥地についてご紹介します
発祥の地とされる場所は、多くあります。
今回はその中で3つご紹介します。
① スコットランド説
ある時期にスコットランドの羊飼いが棒を使って石を、野生動物(もぐらやうさぎ)が掘った穴に
向かって転がす遊びがあったそうです。この遊びが変化して現在のゴルフになったという説があります。
しかし、はっきりとした記録は残されていません。
② オランダ説
約14世紀頃に真鍮(しんちゅう)でできた長い棒コルベルを使って
軟式ボール程度の大きさのボールを12m~40m離れたポールに向かって打ち、
少ない打数で当たれば、勝者となる遊びが変化して現在のゴルフになった説が有力です。
冬が来れば氷上で行っていたそうです。このオランダ説は他にも多くの記録が残っているそうです。
③ ローマ帝国説
約紀元前55年頃スコットランドの領土をローマ帝国人が侵攻した際に兵士たちによって、
ゴルフの原型とされる「パガニア」という球技が伝えられたのが原点であると伝わっています。
しかし、このバガニアは、どのような球技だったのか記録に残っていません。
他にも古代中国や日本が発祥の地である意見がありますが、有力な証拠は見つかっていないそうです。
現代ゴルフになるまでの道筋
先ほどは発祥地についてご紹介しましたが
次は、どのような道筋で現在のようなゴルフになったのかご紹介します。
中世
記録として残っている最も古いゴルフを行っていた国は、スコットランドです。
15世紀ごろに現在のゴルフに近い競技ができました。するとスコットランドの東海岸を中心に
広がっていったそうです。
多くの貴族がゴルフを楽しんでいました。
あまりにも流行してしまい、貴族が弓などの訓練をしなくなってしまいました。
それを知ってしまった当時のスコットランド国王がゴルフ禁止令が発布しました
この禁止令がスコットランド史に残るゴルフ初出とされています。
近世
1840年にゴルフの総本山、
「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セント・アンドリュース」通称R&A
ができました。同時期にR&Aで公式ルールができたそうです。
イギリス帝国時代に突入すると、
スコットランド人が世界各地に移住していき、ゴルフの知識も世界各地に運ばれていきました。
世界各地でゴルフが流行して行ったことで
1860年に世界初のゴルフの選手権大会全米オープンが開始されたそうです。
しかし、この時の公式ルールは、
スコットランド独自のルールであり、世界に合わせたものではありませんでした
初期のルール
2名のプレイヤーが1ホールごとにホール内の打数で勝敗を決め、18ホールまでにどちらが多くのホールで
勝ったかどうかで競うマッチプレー方式を採用していました
しかしこの方法では、多人数で競う場合でも、2名でプレイしたため、
18ホールを複数回繰り返す必要がありました
この問題を解消するため、初めから決められたホールを回った時点の打数の合計を競う、
ストロークプレー方式に変わっていきました。
このようにしてプレーヤーがやりやすいようにルール変更がされてきました。
上記のような歴史があったので、現在のようにゴルフを楽しむことができているのでしょう
おわりに
今回は、現在のゴルフの成り立ちについてご紹介しました。
ゴルフの歴史を知ることで少しでもゴルフに興味を持っていただければ嬉しく思います。
今後も皆さんに少しでもためになるようなゴルフ記事を書いていきます。
この記事を書いた人
Written by
お取引したお客様から「山中さんに頼んで良かったよ」と言ってもらえるよう常にお客様のニーズに答えられる営業マンでありたいと思っています。
ゴルフの腕前は、一生固定のハンディではないかというくらい中々成長しません。
このライターが最近書いた記事はこちら