- コラム
posted on 2024.5.8
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はじめに
ようこそ『おばゴル』へ!
この記事は『おばちゃんゴルファーが行く!(略しておばゴル)』として、
筆者がゼロからゴルフを始めて、コースデビューまでが当連載の当面の目標でしたが、
五十肩でヘルニア持ちの私が、どこまでやれるのか。
私自身が経験する中で、生涯スポーツとしてのゴルフを証明してみます。
拙い記事になるとは思いますが、ぜひ応援下さい。
この記事が、これからゴルフを始める方の助けになれば幸いです。
「グロス」と「ネット」
コンペに参加すると聞きなれない言葉が!
なんとなく順位の発表で使われていますが、一体何を意味する言葉なのでしょうか?
グロス(gross)という単語は、総量・全体という意味で使われています。口紅のことではありません(笑)。
ネット(NET)は網のことではなく、正味・実質という意味です。
それではこれらの単語が、ゴルフコンペの場においてはどのような意味で用いられているのでしょうか。
ゴルフは、初心者から上級者まで対等にできるスポーツ!?
ゴルフコンペでは、ハンディキャップがない状態でプレーすると、当然上手い人ばかり上位入賞になります。
ハンディキャップを出すのに「グロス」と「ネット」が必要でどちらもスコアになりますが、
実際にどのように扱われているものなのか、知っておきましょう。
「グロス(GROSS)」とは
グロスとは、18のホールすべてをラウンドし終わった段階での総スコアを指します。
スコアカードを受け取ったら確認してみてください。
9Hと18Hの末尾にアウトとインの合計の欄があると思います。
1~9番の打数を足した数字を記入し、10~18番も同様に足して記入します。
最後にアウト・インの合計を記入します。
このアウト・インの数字を足したものを「グロス(GROSS)」といいます。
ハンディキャップ(HANDICAP)を引かないそのままの数字です。
「ネット(NET)」とは
コンペなどではダブルペリア方式等により各自にハンディキャップが与えられ、
グロスからハンディキャップを引いたものをネットスコアと呼びます。
コンペの順位はネットで争われることになります。
例えばスコア合計105でラウンドした場合、
ハンデキャップが25だとするとNETは「105−25=80」で「80」になります。
これがゴルフの「グロス」と「ネット」の違いになります。
「ベストグロス賞(ベスグロ)」とは
コンペ競技成績表には、グロスとハンディキャップ、ネットが書き込まれています。
最終的な勝敗はネットスコアを参照し決まりますが、
そのコンペの中で1番スコアの良かった人に
ベストグロス賞と呼ばれる賞が与えられることが多いです。
まとめ
ちなみに「グロス」と「ネット」という言葉は、さまざまな場面で使用されます。
ビジネス用語と、マーケティング業界での料金を表現する際に使われることが多くあります。
やはりグロスが全体を指していることに対し、
ネットはグロスから手数料を引いた純粋な広告費のことを指しています。
親睦や交流が目的のゴルフコンペは、
さまざまな実力の人が一緒にプレーするのも楽しみの一つです。
ここではゴルフコンペで「グロス」と「ネット」の違いを理解しておくと、
プレー(スコア)が散々な結果にもかかわらず、
上位に入り良い賞品をもらっているゴルファーさんの謎が解けます!(^^)!
続けてコンペでのハンディキャップ算出の一つ「ダブルペリア方式」についてご説明いたしますので、
ご一読お願いいたします。
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ゴルフ素人ながら、自分の言葉でわかりやすくお客様にご説明するよう心掛けております。
説明がわからなかった場合は、何度でもお気軽にお尋ね下さい。
”明るく元気に”を合言葉に応対させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。
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